絶滅危惧種AⅠに指定されているシマフクロウの繁殖を支援する給餌の実態について、
明らかにする初の実態調査に取組んでいます。
24時間動画によるモニタリング調査の実施により、
一日の利用状況や季節による利用状況、体重変化などが明らかになり
給餌の利用状況や効果が分かってきました。
昨年は親子3羽での調査を展開し、無事若鳥は独立し現在はつがいのみで継続中です。
これらの成果は、「森と森が分断されていることにより移動分散がうまくいかず雌雄が出会えない」「近親交配」などの課題を克服するため、現在重要な課題となる、生息環境の保全や再生に役立てていく予定です。