お知らせ

2021年3月22日、新しい森づくりに向けて関係機関で協定を締結致しました。

浜中町の産業や防災、生物多様性を支える水源域に分布する道有林の混交林化に向けて、
北海道、浜中町、散布漁業協同組合、浜中漁業協働組合、
特定非営利活動法人シマフクロウ・エイドの5社と専門家の皆様で進めて参ります。

道有林はトドマツ主体の産業林ですが、近年の気候危機による倒木やエゾシカによる
広葉樹の稚樹や大径木の食害の影響などを受けて、土壌の劣化が著しく、河川水の低下、
それに伴う水生生物の減少、その分解物を利用する魚類の減少など、
総じて生物多様性の劣化傾向が見られます。

水源林が本来持つ機能を回復させ地域のグリーンインフラの健全化につながる
森づくりを進め、一次産業の持続的な資源保護や地域の防災、また北海道知事が公約した
生物多様性の保全やその具体策として掲げたシマフクロウの森の再生など、
相重なる課題の同時解決を目指します。

また、地元学校の総合学習の参画も視野に入れ、持続可能な地域づくりの担い手育成にも
寄与していくものとします。

皆様の応援、引き続きよろしくお願いいたします。

https://fishowlaid.jp/aboutus/

NPO法人
シマフクロウ・エイド