NPO法人
シマフクロウ・エイド

お知らせ

2021/07/23【保護・保全】 7/22 森づくり寄付 新設のお知らせ

2021年7月22日は海の日。
シマフクロウ・エイドでは、豊かな海につながる豊かな森づくりを協働で進めています。

〈植林地のモニタリング〉〈森づくり寄付 募集のお知らせ〉

5月の植樹後、植林地のモニタリングを実施中です。
防鹿柵の効果を図るためセンサーカメラを設置し、6月~7月にかけては、エゾシカの親子やヒグマが記録されました。エゾシカは昼夜を問わず出没しており、柵がなければ5月に植えた広葉樹の苗木は全滅してしまうことが分かりました。柵の外側には草本の食跡が見られます。

今年4月から始まった協定事業「浜中町 森里海をつなぐ シマフクロウ地球の森」の周辺は、水源地にトドマツ人口林が多く、エゾシカによる食害が深刻です。広葉樹の稚樹が育たず、本来川沿いを好み川へ栄養豊富な養分を供給してきた広葉樹が育つ場所に、周辺のトドマツが侵入してきており、水源地としての涵養機能が危ぶまれています。 

防鹿柵設置作業(浜中町の役場農林課、町内漁協の皆様)

そこで、水源域の機能を取り戻し、人にも多様な生物にも有益となる森の再生を目指し、0.2haで試験を実施中です。 

防鹿柵内に植えた二種の苗木は順調に育成中です。写真は、生態学的混播混植法で防草シートを貼り、1ユニット8種計30種の在来種の苗を植えたうちのカツラとなります。約25㎝に成長しています。北海道科学大学名誉教授の岡村俊邦先生に技術指導をいただいています。もう一方の苗木は、高さ約1mの一般苗木5種を植え、成長の比較を今後モニタリングしていきます。

森づくりの今後の拡大や、天候等による突発的な柵の修理対応など諸々の作業を今後円滑に進めていくために、この度「森づくり寄付」を新たに設置いたしました。

シマフクロウが将来安定して暮らせるよう、多様な生物の生命維持に不可欠な森づくりに、皆様のご支援をよろしくお願い申し上げます。

森づくり寄付はこちらから