NPO法人
シマフクロウ・エイド

お知らせ

2020/10/07【保護・保全】 樹種選定調査実施〈シマフクロウの道再生プロジェクトWAKKA〉

10月3日に樹木医の方に来ていただき来年度に植樹する樹種や植樹方法について検討しました。
まずワッカ植樹エリアに入り込む河川の中流域へ行き、河畔林が乏しい上流に比べ蛇行した河川や高木の落葉樹が残る河畔林で樹種や環境の現状を観察しました。
次に植樹地の南東に位置する広葉樹林へ。
ここは太平洋に注ぐ別の河川の水源地で海を豊かにする大事な存在です。開拓以前は植樹予定地に入り込む水系の水源地と分水嶺で繋がっていたと想定されます。
ヤナギ・ハンノキなど河畔周辺の樹種構成とは違い、ミズナラやダケカンバ、センノキなどが多くみられました。
最後に植樹予定地に移動し、これらの現状を踏まえ施工方法などの検討を行いました。