絶滅危惧種AⅠに指定されているシマフクロウの繁殖を支援する給餌の実態について、明らかにする初の実態調査に取組んでいます。
24時間動画によるモニタリング調査の実施により、一日の利用状況や季節による利用状況、体重変化等が明らかになり給餌の効果が分かってきました。
昨年は親子3羽での調査を展開し、無事若鳥は独立し現在はつがいのみで継続中です。
これらの成果は、現在課題となっている、持続的に生息出来る環境保全に役立てていく予定です。
『シマフクロウはアンブレラ種』
シマフクロウが安定して暮らせる環境は他の生きものや私たちが生きる上で必要な水や食べ物を与えてくれます。持続可能な環境・社会・経済に繋がります。
シマフクロウ・エイドの取組みは、SDGs(国連が定めた持続可能な開発目標)の
目標15(陸の豊かさも守ろう)を起点に、
4(質の高い教育をみんなに)、
11(住み続けられる町づくりを)、
14(海の豊かさを守ろう)、
17(パートナーシップで目標を達成しよう)
を推進するものです。